openlab.14|日埜直彦さんと篠原雅武さんと「都市とスラム」についてお話しました

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京都河原町radlab.にて
2011年11月27日(日)に日埜直彦さんと篠原雅武さんとともに「都市とスラム」についてお話しました。スラム問題は遠い話ではない、スラムはマクロの問題から生まれ、言わば理想的都市像のネガとして生まれているのでは? スラム改善の動きには公的な記録/私的な実情の二面性を考えないといけない、その上で改善策のどれもが何かしらの問題を抱えている、そもそもマクロの問題をミクロレベルで対処しようとするという構図はもっと考えられないといけない、などなど、まずは日埜直彦さんによる都市とスラムの現状に関するキーノート的レクチャー。その後は氏のいわば建築の立場から見た論点をより立体的にするために、都市論や政治理論を研究する立場から篠原雅武さんにコメントを入れていただきました。
ざっくばらんな会ゆえに他のお客さんにも恵まれ、地球研(総合地球環境学研究所)に所属する林憲吾さんにはインドネシアの都市や居住についてフィールドワークされているご経験を踏まえた感想や実情について、建築家の島田陽さんにはややもすると比較的「外」の話へと広がっていきそうな点を日本の具体的な土地や状況を挙げながらコメントを入れてもらいました。
具体的なお話の内容に関しては @orihihs0y こと森村佳浩さんにしていただいた実況(&まとめ)をぜひご参照ください(いつもありがとうございます)。上のような状況を少し想定しながら読んで頂けたらと思います。
日埜さん、篠原さん、そして参加していただいた皆様、どうもありがとうございました!
(RAD / S)

openlab.14|日埜直彦さんと篠原雅武さんと「都市とスラム」についてお話しましょう

openlab.14
日時:2011年11月27日(日)15:00-終了しました
場所:radlab.604-8005 京都市中京区恵比須町531-13 3F
ゲスト:日埜直彦さん、篠原雅武さん
※入場料や予約は特にいりません。飲み物食べ物ご持参OKです!

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『建築雑誌』2011年1月号「未来のスラム」特集 表紙
2011年11月27日の日曜日、15時よりradlabのドアを開けておきます。今回お越しいただくのは、『建築雑誌』「未来のスラム」特集の編集に携わられ、最近では近代都市計画を見直し「これから起こる」都市計画を考えるための世界を巡る展覧会「Struggling Cities」企画監修もつとめる建築家の日埜直彦さんと、世界中で起こるスラムによる都市化を巡る黙示録的著作マイク・デイヴィス『スラムの惑星』の翻訳、また最近では加藤政洋さんによる書評(10+1 website「空間論的思考の現在──篠原雅武『空間のために』から」)も記憶に新しい『空間のために』の著者篠原雅武さんのお二人です。ご都合がつく方は是非ご一緒しましょう。
なお、今回はお二人にお話していただく、というよりも、お二人を囲んでみなさんでお話していきましょう、という会です。話のきっかけとして日埜さんによる「都市とスラム」をめぐるレクチャーを予定しています。世界的な都市化の波の中でスラムは現在どのようなものとしてとらえられ、その改善策にはどのようなアプローチが取られその実行力はいかほどか、そもそも「スラム」とはどのようなものであるかといった点をさらいつつ、その上で日本の現状に目を移しながら、私たちが持ち、慣れ親しんできた都市観について問題提起を投げかけていただきます。「未来のスラム」以降のお話です。
「スラムは身近なところにすでに生まれている」という篠原さんのメッセージを引くまでもなく、今最も考えるべきトピックのひとつだと思います。みなさんでざっくばらんにお話していきましょう。ぜひご関心のある方、お知り合いご友人をお誘い合わせの上お越し下さい。

openlab.13| 【レポート】近藤佳奈「希望を感じさせる居場所作り―アメリカ訪問を通して」

建築の社会貢献に見えるもの
漆戸航
2月27日17:00よりradlab.にてopenlab.の第13回、プレゼンテーション&ディスカッション「希望を感じさせる居場所作り―アメリカ訪問を通して」を開催した。
今回のプレゼンターは「Architecture for Humanity(AFH)」の京都支部を立ち上げようと奮闘する一人の建築学生、近藤佳奈さんだ。建築を学ぶ過程で「建築を通して社会に何をなし得るのか?」という問いに直面した彼女は、社会的な建築活動を行っている主体が数多く存在するアメリカへ渡った。今回は、そこで彼女が出会った団体や活動の報告、さらには、彼女が感じ考えたことを訴えかけるところから議論が始まった。近藤さんのプレゼンの後、RADとクリティカルデザインラボのディレクター水野大二郎さんを交え、日本における「建築の社会貢献」をテーマに話が展開する。 

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openlab.13|【終了】2月27日(日)「希望を感じさせる居場所作り―アメリカ訪問を通して」

openlab.とは、その名の通り、radlab.のドアをあけておく、というプロジェクトです。
建築の社会的貢献を考える近藤佳奈さんがこの前アメリカから帰ってきました。さまざまな面白い方々に会ってきたそうなので、そのときのお話をしてもらおうと思います。

 

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openlab.13「希望を感じさせる居場所作り―アメリカ訪問を通して」

プレゼンター:近藤佳奈

日程:2011.2.27(日) 

会場:radlab. 


タイムスケジュール: 

  • 開場:17:00 – (関連資料や書籍の閲覧ができます。) 
  • プレゼンテーション:18:00 – 19:00 
  • テーマ討議:19:00 – 20:00 
  • ex.日本で取り組まれる必要がある問題はどのようなものがあるか?

※ワンドリンク制

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滞在記
New York

Pennsylvania

Montreal
San Francisco

Seattle

Portland

openlab.12|【レポート】8月21日「オクパ—メイキング・スペース・イン・ザ・シティ」

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8月21日17:00より、LABORATORY(a.k.a.radlab)にてopenlab.の第12回、トークセッション「オクパ—メイキング・スペース・イン・ザ・シティ」を開催した。このセッションは8月8日までLABORATORYを占拠した「AO」さんらによる企画「OKUPA
のタイトルを引き継ぎ、そのときの文脈には目をつぶって、「オクパ」つまり「占拠」「占有」といったキーワードをテコに都市空間の使用/創造を考えていこうというもの。前半「つくるオクパ」では建築の側面から、一方後半の「つかうオクパ」では社会学の側面から、それぞれの分野で活躍され研究を続けられるお二方ずつにプレゼンならびに議論の口火を切っていただいた。内容は参加者のお一方につぶやいていただいたのでこちらをご参照の上その骨子を推測していただけたらと思います(いつもありがとうございます)。

ふたつの「オクパ性」

まず最初に、端的に言って今回のセッションの構造には大きな壁があった。扱う「オクパ性」の違いである。具体的スクウォッティングの持つ「オクパ性」
を扱う前者と、公共的な場所である都市に施主というごく一部の「所有者」の願望に沿って建てるという行いそのものが持つ「オクパ性」を扱う後者とでは、それぞれ全く異なった層にある「オクパ性」を対象とする。建物の使われ方は常に変化し、故に建築家の想定とは常にすれ違う運命にある。もしかたしたら、このすれ違いにこそ建築家をめぐる現在的な問題が見えてくるかもしれない、ということを期待しながら、今回のトークセッションでは、この平行線をたどるであろう二つの「オクパ性」が交差しうるのか否か、もしそれが可能ならばどこでそれが起こるのかを私たち主催者にとってのひとつの課題とした。

今回はその課題に即し、各人の発言に当たりながら内容を振り返ってみたい。

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openlab.12|【予告】8月21日「オクパ—メイキング・スペース・イン・ザ・シティ」

8月21日に、openlab.12をします。

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openlab.とは様々な分野で活動する人たちが自らの考えていることやアイデアを交換する場所をつくるために、スペースのドアを誰にでも開けておく、という試みです。飲み物を用意して、途中トークセッションを行います。ドアは開いたままなので途中参戦、長居、途中退席歓迎です。


【日時】2010年8月21日(土)17:00から
【会場】LABORATORY(京都市中京区恵比須町531-13-3F)
【予約】いりません
【参加費】いりません
【テーマ】オクパーメイキング・スペース・イン・ザ・シティ
【ゲスト予定】

久保田裕之さん(リサーチャー、『他人と暮らす若者たち』著者)
坂田堅治さん(大阪市立大学博士課程在籍)
武田憲人さん(一級建築士事務所「expo」主宰)
中西ひろむさん(一級建築士事務所「中西研究所」主宰)

【プログラム】(20100820訂正しております!)

17:00から19:00 
  つくる「オクパ」
19:00から20:00
  —休憩&議論、質疑応答

20:00から22:00
  つかう「オクパ」

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RT&openlab.11|2月13日 discussion on Query Cruise without the guests

openlab.(下詳細)のちょっと前、2月13日の13:00よりREADTANKを行います。VOLUMEの序文を読んでいきます。今回は第16号の序文、Arjen Oostermanエージェン・オースターマンによる「Planning Paradise 楽園を計画する」にあたります。現在での建築家の役割に関するあまり長くない文章ですので、2時間ほど時間をとって、さっくりとした議論ができたらと思っています。興味のある方はぜひご参加下さい。


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2月13日のopenlab.11では、それまでに終えているQueryCruise二回を振り返りながらディスカッションしていこうと思います。

大庭先生の回や佐野先生の回で言いそびれてしまった景観の話から、QueryCruiseのオーガナイズ方法への疑問まで、参加者もそうでない方も、一緒になってお話していきましょう。この結果を2月21日22日に予定されている、第三回目の加藤先生の回に反映させていこうと思っています。

とき:2月13日
時間:19:00から
場所:radlab.