ここからの建築|vol.12 海法圭「空間の想像力から「人間の条件」を問う」

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dezain.netより

私たちRADが「dezain.net」さんと共同でお届けする若手建築家インタビューシリーズ「ここからの建築」は、 時間的未来「これから」をただ描くだけでなく、はたまた個々人の「これまで」を語りなおすだけでもなく、世界の時間的/空間的広がりに向かい合い、その第一歩目をどう踏み出すのかを、つまり「ここからの建築」を考えるという意識のもと、今後の活躍が期待される若手建築家たちに、それぞれが拠って立つ場所「ここ」がどこにどのようにあるのかを問いかけていきます。複数的な視点から現在がどう見え、どのような建築の姿を未来に向けて描いていけるのかを考えることが、このシリーズのねらいです。

今回は、建築家の海法圭さんにお話を伺いました。東京大学千葉学研究室を卒業後、建築家の西沢大良氏のもとで経験を積み、その後独立。現在はホテルの一室から福島県須賀川市稲田地区のまちづくり、都市の上空に1km四方の膜を浮かべるプロジェクトまで様々なスケールを横断し活動されています。

インタビューでは、建築的な視点で都市スケールへと介入することの意味や、建築が便利さや快適さを提供するだけではなく、人間の根源的な欲求や条件を解き放つために必要となる空間の想像力についての考えを、これまでの経験から語っていただきました。

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ここからの建築|vol.11畑友洋「構成の原理から建築を豊かにする一般性を導き出す」

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私たちRADが「dezain.net」さんと共同でお届けする若手建築家インタビューシリーズ「ここからの建築」は、 時間的未来「これから」をただ描くだけでなく、はたまた個々人の「これまで」を語りなおすだけでもなく、世界の時間的/空間的広がりに向かい合い、その第一歩目をどう踏み出すのかを、つまり「ここからの建築」を考えるという意識のもと、今後の活躍が期待される若手建築家たちに、それぞれが拠って立つ場所「ここ」がどこにどのようにあるのかを問いかけていきます。複数的な視点から現在がどう見え、どのような建築の姿を未来に向けて描いていけるのかを考えることが、このシリーズのねらいです。

今回は、神戸を拠点に活動されている畑友洋さんにお話を伺いました。建築家高松伸氏の研究室と事務所を経て独立され、2011年にはJIA 第6回関西建築家新人賞(belly house)、昨年は国際的な実施コンペで最優秀賞を受賞されるなど今後の活躍が注目されている建築家です。
インタビューでは、生まれ育った集落で経験した人と建築の関係、ネットワーク型都市居住の提案、地形と風土への対応などを例にとりながら、構成という概念を梃に、いかに現代において一般化しうる建築を構想していくかということを中心に語っていただきました。

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ここからの建築|vol.10 髙橋一平「町や自然が起こるように建築をつくる」

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私たちRADが「dezain.net」と共同でお届けする若手建築家インタビューシリーズ「ここからの建築」は、 時間的未来「これから」をただ描くだけでなく、はたまた個々人の「これまで」を語りなおすだけでもなく、世界の時間的/空間的広がりに向かい合い、その第一歩目をどう踏み出すのかを、つまり「ここからの建築」を考えるという意識のもと、今後の活躍が期待される若手建築家たちに、それぞれが拠って立つ場所「ここ」がどこにどのようにあるのかを問いかけていきます。複数的な視点から現在がどう見え、どのような建築の姿を未来に向けて描いていけるのかを考えることが、このシリーズのねらいです。

今回は横浜を拠点に活動される建築家髙橋一平さんにお話をうかがっています。ご自身の設計事務所を設立後、2013年に宮城県「七ヶ浜町遠山保育所」で設計プロポーザル最優秀賞を受賞。地域住民とのワークショップの結果を寛容に受け入れるプランを持った保育所の設計プロセスは、様々な媒体に掲載されています。

今回のインタビューでは「七ヶ浜町遠山保育所」における、「利用者の声をプランに反映させること」と「建築作品として強度あるものをつくる」ということの両立性を軸に、他のプロジェクトや設計活動を引きながら高橋さんにとっての「他者」なるものについて議論が進んで行くインタビューとなっています。

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ここからの建築|vol.9 403architecture [dajiba]「「マテリアルの流動」を通して、浜松という都市を記述する」

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dezain.netより
私たちRADが「dezain.net」さんと共同でお届けする若手建築家インタビューシリーズ「ここからの建築」は、 時間的未来「これから」をただ描くだけでなく、はたまた個々人の「これまで」を語りなおすだけでもなく、世界の時間的/空間的広がりに向かい合い、その第一歩目をどう踏み出すのかを、つまり「ここからの建築」を考えるという意識のもと、今後の活躍が期待される若手建築家たちに、それぞれが拠って立つ場所「ここ」がどこにどのようにあるのかを問いかけていきます。複数的な視点から現在がどう見え、どのような建築の姿を未来に向けて描いていけるのかを考えることが、このシリーズのねらいです。
ここからの建築 – 若手建築家インタビュー
vol.1 増田信吾+大坪克亘 「最適解からうまく回るという状態へ」
vol.2 岡部修三 「成り立ちを問い、仕組みをつくる」
vol.3 元木大輔「更新される価値観の中で日常に接続する」
vol.4 志岐豊「何をストックとするかという「視点」を持つ」
vol.5 田根剛「この場所にこの時代の文化をつくる」
vol.5 田根剛 追加インタビュー「新国立競技場コンペ案について」
vol.6 能作文徳+能作淳平「関係的な空間と建築の自由」
vol.7 金野千恵「建築の生命感から、生活の枠組みをデザインする」
vol.8 森山茜「感覚を触発し、想像力を拡張する」
今回は浜松を拠点に活動されている建築設計事務所「403architecture [dajiba]」の彌田徹さん、辻琢磨さん、橋本健史さんにお話をうかがっています。横浜国立大学時代に同じ学部だった6名のメンバーからなる建築ユニット「403architecture」結成後、2011年より浜松で現三人体制「403architecture [dajiba]」として活動を開始。「マテリアルの流動」をテーマに、浜松市内の賃貸集合住宅の改修計画「海老塚の段差」、工場用パレットを解体再構成することによる倉庫の計画施工「頭陀寺の壁」など大小プロジェクトを手がけ、また展覧会への出展、国際的メディアへの掲載などによって国内外から注目を集めています。
今回のインタビューでは「マテリアルの流動」「すべてはコンテクスト」という彼らのテーマが、浜松という地域において、また新たなプロジェクトを行う中で、どのような具体的な状況や意味とともに見えてくるのか、という点を重視して対話を進めています。
RAD/S

ここからの建築|vol.8 森山茜「感覚を触発し、想像力を拡張する」

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私たちRADが「dezain.net」さんと共同でお届けする若手建築家インタビューシリーズ「ここからの建築」は、 時間的未来「これから」をただ描くだけでなく、はたまた個々人の「これまで」を語りなおすだけでもなく、世界の時間的/空間的広がりに向かい合い、その第一歩目をどう踏み出すのかを、つまり「ここからの建築」を考えるという意識のもと、今後の活躍が期待される若手建築家たちに、それぞれが拠って立つ場所「ここ」がどこにどのようにあるのかを問いかけていきます。複数的な視点から現在がどう見え、どのような建築の姿を未来に向けて描いていけるのかを考えることが、このシリーズのねらいです。
バックナンバー「ここからの建築 – 若手建築家インタビュー」
vol.1 増田信吾+大坪克亘 「最適解からうまく回るという状態へ」
vol.2 岡部修三 「成り立ちを問い、仕組みをつくる」
vol.3 元木大輔「更新される価値観の中で日常に接続する」
vol.4 志岐豊「何をストックとするかという「視点」を持つ」
vol.5 田根剛「この場所にこの時代の文化をつくる」
vol.5 田根剛 追加インタビュー「新国立競技場コンペ案について」
vol.6 能作文徳+能作淳平「関係的な空間と建築の自由」
vol.7 金野千恵「建築の生命感から、生活の枠組みをデザインする」
今回は建築学科出身で現在スウェーデンを拠点に活動されているテキスタイルデザイナーの森山茜さんにお話を伺っています。京都工芸繊維大学在学中には建築設計学を専攻され、大学院在籍時にはオランダを拠点とするテキスタイル/ランドスケープデザイナーであるペトラ・ブレーゼの存在を知り、彼女のオフィスにてインターンを経験されます。その後スウェーデンはコンストファック芸術大学にてテキスタイルを追求され、現在では日本と海外とにわたり活動を行われています。
今回のインタビューは、「建築家」という存在を取らないながらも空間に多く影響を与えるデザイナーの立場から、森山さんが考え、実践される建築、建築家、そして使用者との関わり方について議論が進んでいきます。話題は広くは海外を拠点にする中で見えて来る地域差の問題や、実際にどのようなプロセスで制作が進むのか、というディテールにも及びます。制作、制作に至るプロセス、そして制作されたものにおいて、素材の性格をつかまえ、「他者の想像力に触れる」という森山さんのひとつの特徴を垣間見るようなインタビューとなりました。
RAD/S

ここからの建築|vol.7 金野千恵「建築の生命感から、生活の枠組みをデザインする」

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dezain.netより
私たちRADが「dezain.net」さんと共同でお届けする若手建築家インタビューシリーズ「ここからの建築」は、 時間的未来「これから」をただ描くだけでなく、はたまた個々人の「これまで」を語りなおすだけでもなく、世界の時間的/空間的広がりに向かい合い、その第一歩目をどう踏み出すのかを、つまり「ここからの建築」を考えるという意識のもと、今後の活躍が期待される若手建築家たちに、それぞれが拠って立つ場所「ここ」がどこにどのようにあるのかを問いかけていきます。複数的な視点から現在がどう見え、どのような建築の姿を未来に向けて描いていけるのかを考えることが、このシリーズのねらいです。
ここからの建築 – 若手建築家インタビュー
今回は建築家金野千恵さんにお話をうかがいました。金野さんは東京工業大学塚本由晴研究室にて実施設計の他、書籍編集や都市/建築リサーチを行い、同大学院在籍中にはスイス連邦工科大学(ETH)へ留学。ヘルツォーク&ド・ムーロンとペーター・メルクリのスタジオに在籍されます。その際、イタリアで生まれた「ロッジア」という建築意匠の一形式を知り、以降の研究対象とされます。その成果は処女作「向陽ロッジアハウス」にも反映され、同作は平成24年東京建築士会住宅建築賞、そして2012年グッドデザイン賞を受賞。博士課程修了の2011年より金野さんは拠点を関西に移し自身の設計事務所KONNOを設立しプロジェクトを進められています。
今回のインタビューでは、金野さんがこれまでに行われてきた研究と進められてきたプロジェクトなどについて、建築における概念と実体とのつながり方をひとつの軸としておうかがいしています。また、東京から関西への拠点の移動はどのような条件として現れてくるのか?そして今問うべきことは何であるか、という点にも言及していただきました。
RAD/S

ここからの建築|vol.6 能作文徳+能作淳平「関係的な空間と建築の自由」

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dezain.netより

私たちRADが「dezain.net」さんと共同でお届けする若手建築家インタビューシリーズ「ここからの建築」は、 時間的未来「これから」をただ描くだけでなく、はたまた個々人の「これまで」を語りなおすだけでもなく、世界の時間的/空間的広がりに向かい合い、その第一歩目をどう踏み出すのかを、つまり「ここからの建築」を考えるという意識のもと、今後の活躍が期待される若手建築家たちに、それぞれが拠って立つ場所「ここ」がどこにどのようにあるのかを問いかけていきます。複数的な視点から現在がどう見え、どのような建築の姿を未来に向けて描いていけるのかを考えることが、このシリーズのねらいです。
ここからの建築 – 若手建築家インタビュー
今回は建築家能作文徳さん能作淳平さんご兄弟にお話を聞いていきます。兄文徳さんは東京工業大学修士課程を修了した後に能作文徳建築設計事務所を設立。同大学博士課程在籍中は、後に『Windowscape―窓のふるまい学』に結実する、建築の構成言語である窓の調査を実施されています。一方で弟淳平さんは武蔵工業大学(現・東京都市大学)を卒業した後、長谷川豪建築設計事務所を経て能作淳平建築設計事務所を設立。ひとつのフロアをシェアし議論を行いながらそれぞれの事務所を運営され、現在では共同プロジェクトも進められています。
今回のインタビューは「自由」が主なテーマとなっています。文徳さんが行われてきた建築の言語性に関する研究の成果を現在の設計へと適応する中で見えてきた、レトリックよりもダイレクトに人に働きかける空間への志向に対して、淳平さんも自身の設計活動から「寛容さ」の重要性を問いかけます。何の/何からの自由か、誰にとっての自由なのか、多様な解釈を許すこの考えは建築とともにいかに実現され、そのとき建築はどのような姿になるのか、「関係的」というひとつのキーワードを経由しながら、議論が展開していきました。
RAD/S